パンテーンの広告は素晴らしいのだけど、「就活に自由を」は違和感でしかない

どうもこんにちは。
逸材は君だの酒井です。

 

今日はたまたま10月初めくらいに電車乗っていたら
面白い広告を発見したのでそれについて書いていきます。

面白いというか久々にパッと見た瞬間に

「お、これはメッセージ攻めてるなぁ〜」

「この広告は誰か話題に取り上げてちょっとバズりそうだな」

と、色々妄想させられるといいますか、
考えさせられて釘付けになる広告って日常でなかなかないので

メッセージに対する賛否はどうであれ、
人を興味づけさせたという観点で語るのであれば素晴らしい広告だなと思いました。

 

さてその広告はどんなものだったのかといいますと、
パンテーンという髪のケア商品を販売するブランドが、こう世間に投げかけたのです。

「自由な髪型で内定式に出席したら
 内定取り消しになりますか?」

 

他にも

「内定式には黒髮に染め直して
 出席するべきでしょうか?」

など、内定式をやるタイミングで今の就活に対して疑問を呈したのです。

そして1つのキャッチコピーとして、
「就活をもっと自由に」
というキャンペーンが9月末から10月初めにかけて展開されていきました。

 

巷の反応としてはパンテーンさすが!素晴らしい!という声が多いです。

個人的にも広告ってなかなか注目されることがない中、
多くの人を反応させた刺さるアクションを世間に放ったパンテーンはさすがだと思いました。

しかもブランドイメージとしても、
圧倒的にプラスになっています。

パンテーンが若い人の味方になって、
どんなに就活生が声を荒げても届かないメッセージを
パンテーンが代弁してくれて勇気を出してくれたという印象を受けますよね。

昨今の企業のPRだと多くの反応をとろうとして少し尖ったようなことをすると
逆に炎上して自粛したり悪いイメージが残ったりするケースがある中、
パンテーンは全くほぼノーダメージでむしろプラスに転じて
器用に立ち振る舞ってるなと思います。

 

そういう意味でパンテーンの広告は素晴らしいです。

 

ただ私としてはそれ以外の部分でいくつか違和感を感じる部分も多かったのは事実です。

なのでそれについてここからは深く掘っていきます。

 

就活にもっと自由を?自分を偽らないといけない?

 

さっきのパンテーンの広告に対して、
「パンテーンが勇気を出したんだから、もっと他の企業も勇気を!就活に自由を!」
みたいな流れが生まれたのですが、ここ個人的に違和感の塊です。

 

まずパンテーンって勇気出したのかな?と。
表面上そう見えますが、戦略的なものだし実質そこまで身を削ってないんですよね。

確かに広告費をかなりかけてはいるのですが、
それでもブランドイメージをプラスにしたことを考えるとお釣りきます。
(もちろんやる前からこうなるとは予測つかないという意見はあるかと思いますが)

 

ただそれにしてもパンテーンが勇気出したぞ!身を削ったぞ!感はちょっとしっくりこないです。
(パンテーン批判してるわけではなく、
パンテーン自体は打算的にこういう戦略をやって結果を出したことが素晴らしいと思います。)

 

で、こっから個人的にツッコミどころが多々あるのですが、
1番気になるのは

「就活にもっと自由を」の部分です。

 

ここでいう自由の1つは髪型であったり、
服装などのルールを自由にして欲しいというのがあります。

これは確かにわかります。

暑い中スーツ着てみんな同じような髪型して、
THE没個性のような姿となり、もっと融通きかせてくれよと思う気持ちはわかります。

 

そしてこれに対しては企業側も
そう自由であるべきだというところが増えてはいるものの、

じゃあ金髪の人を採用して、あとでとんでも無いことになったら面倒だから
無難に採用しようという心理が大手では特に働いてるのもわかります。

 

結局わかってはいるんだけどもじゃあ誰が1番最初にやる?ってなった時に
足踏みしてるのが現状ですかね。

 

ちなみに言っておきますと、私は服装自由にそこまで想いはないです。
なんでかというと自由だと逆に何着ればいいから分からなくなるからです笑

 

服好きな方にはものすごく申し訳ないのですが、
服に無頓着なのでこだわりもなく、何着ようか迷うのが1番嫌です。

 

だからプロの方にどれ似合います??って聞いてこれ!って言われたものを
とにかく着まわします。

(ただプロの話は面白いので聞いて勉強になるし、
自分の知らない世界だからこそ知的好奇心はものすごくあります)

 

こういう私みたいな人が一定の割合でいると服装自由にしたところで
全体的に奇抜なファッションばかりになったりしないはずです。

無難な服装に落ち着くかと思います。

私は自由って響きはいいですけど、実際大変だと思う派(自由に対してネガティブ)です。
これについてはあとでがっつり書きます!

 

ちょっと話が逸れてしまいました。

あと服装自由に加えてもう1つの自由が
面接の際に自分を偽らない自由なんですが、これみなさんどう思います?

なんというかそれって自分を偽るかどうか選んだのって自分だよね?
と思ってしまいました。

そういう状況を作ってしまったのは社会ではなく自分ではないかと。。。

(アンケートによると81%が自分に嘘をついて企業に合わせたとあります。)

 

いやまぁ確かに企業からの圧力があるとは思うのですが、
とはいえ色々思うところはあります。

 

そもそも就活にみんな自由を求めてるんですか?という話

 

就活の1番の目的って自由ではなくて、
行きたい企業に行けるかどうかだと思うんですよ。

自分を偽るのも行きたい企業に行くという目的のために
仕方ないからやるのかなと思います。

 

ただぶっちゃけ行きたい企業なのに偽らざるを得ないってことは
そこには行かないほうがいいんじゃないかと。

だってコミュ力そんなに高くないのに高いです!といって無理やり採用されて、
入社後は言ってしまえば自分と違う思想や価値観が採用されてるので、
本当の自分とのギャップに苛まれて地獄です。

 

特に大手志望の理由として、これも人によりけりではありますが、、
表向きには言わないとしても世間体とかあとは単純に有名だから行きたいとか、
自分に合ってるかどうか無視した選択をする人が多いかなと思います。

 

だから自分を偽らざるを得ないような状況に追い込んでるのは
大概自分のせいであったりします。これは学生には耳が痛いかもしれませんが。

 

そして自分を偽ることを企業のせいにしてるのだとしたら、
それは少し他人や環境のせいにしすぎです。

学生とはいえもう大人なので自分の将来は真剣に自分で決めないと甘えだと思います。
(だからこの自由キャンペーンは声高に賛同できないです、企業のみ批判する意味合いが強いので)

 

たとえば大学の時に私の周りには、
大学入ってすぐくらいから将来の就活を見越して動いてる人が居ました。

「大学卒業したら社会人としてこれから何十年働くというのに
その最初の決断を就活始まって数ヶ月で決めるなんて無理だ」と。

その人は自分なりに調べたり人から話を聞いたり、勉強したりアクティブに動くことで
最終的に自分が望む会社に勤めて納得して働いてます。

 

確かに私と同じく慶應だったので、学歴の恩恵は多少あれど、
そういう人はたとえ学歴がなくとも企業からは重宝されます。

 

自分を偽りたくないのであればやるべきことは社会を批判するのではなくて、
自分が本当は何を求めてるのか考えることが大事です。

企業側も別に学生に対して自分を偽れだなんて言ってないですし、
勝手に嘘つかれても困るというのが本音でしょう。

なのに環境のせいにするのは筋が通らないです。

 

周りのせいにしても何も意味はない。社会を恨んでもただ時が経つだけ

 

社会を恨んでも世の中が変わることはほぼないです。
だったら自分を変えた方が楽で手っ取り早くやりたいようにやれるというのが私の考えです。

 

私が起業という手段を学生の時から選んだのもこの考えが実はあったりします。

自分がやりたいように生きるには実力をつけないことは話にならないと思ったからです。

 

起業する前は何もやりたいことがなく、
このままダラダラと4年間過ごすのかなと思っていましたが、
ただそれだと本当に自分がやりたいように生きるのは厳しいのではとも思っていました。

 

いざこういうことをしたい!と自分で考えた時に
自分の実力がないというのが嫌だったのです。

そして自分ができないとなった時に本当は自分が努力してないだけなのに
環境から社会に対してグダグダ愚痴をこぼすような人間にはなりたくないなと。

 

だったら自分の力で生きていけるように実力をつければ
自由に人生を充実して送れるのでは?
というのがなんとなく考えていたことです。

 

その時はその考えが正しいかどうか全くわかりませんでしたが、
とりあえず自分の価値を上げることに専念すれば損はしないかなというのはありました。

 

確かに生きてて色々なことがあります。
他人のせいにしたり環境のせいにしたくなること多々あります。

でもそれはただの現実逃避にしかならないことも多いです。
(事実、昔の私はやってしまっていました。後悔してます。)

 

全てを自分のせいにしろとまでは言いませんが、
ただ自分に何か不都合が起きた時に全く自分に非がない訳ではないことも確かです。

だからこそ何か不都合が起きた時に、
この状況を招いてしまったのは自分のせいでもあるんだと思うことが
結果的に次に良い結果を招くきっかけになったりします。

 

だから自分を偽ることを周りのせいにしないで、
その選択をしてしまったのは自分だという認識をするべきかと思います。

 

大手は没個性の人が集まるほど生産性が上がる仕組みになっている

 

企業は優秀な学生を求めてるとどこも同じこと言うと思いますが、
優秀の定義がそれぞれ違うので実は同じようで違うこと言ってたりします。

 

優秀とは大手であればやはり、
「言われたことを着実にこなしてくれる人」でしょうね。

でもベンチャーであれば
「言われる前に自分で仕事作れるような人」だったりします。

 

同じ優秀と言う言葉でも意味合いは全く逆のものだったりします。

 

そして自分を偽る行為をするとしたら圧倒的に大手の面接が多いと思います。

大手であれば自分を偽ってでも会社に入るメリットがあるからです。
それが安定であったり見栄えが良かったり収入であったり様々あります。

逆にベンチャーはむしろ考え方が合わないのであれば積極的に入る理由はあまりないかと。
(どの会社にも入れず消去法でベンチャーを選んだ場合は別)

 

で、大手は基本的に言われた通りに仕事をこなしてくれる人を求めてるわけです。

 

それはなぜかと言うと会社が大きくなるにつれて当然ですが、
あらゆる人が入社して統率をとるのが大変になります。

1人1人が勝手な行動をされたら困るわけです。

 

そうしたら対策として企業側は会社を大きくするために
誰が入っても仕事が回るような仕組みを作ります。

誰が入ったとしても言われたままにこなしてくれれば
ちゃんと成果が出るような仕組みを作らないと会社は大きくなりません。

 

なので大手にとって個性とかはない方が都合がいいとも言えてしまうんです。

 

なのにどうして自分の言いたいことややりたいことを偽らないといけないんだ?
と学生が反感を抱くのはちょっと違うのではと思います。

企業側からしたら自我は最低限にして、言う通りに従ってくれと言うのが本音です。
それが大企業の仕組みだから仕方ないんです。そうじゃないと回らないから。

 

だからなんで自分の気持ちを偽らないといけないんだ!と大手に気持ちを抱くのは
ラーメン屋に行ってなんで寿司と焼肉がメニューにないんだ!!と
クレームを言うようなものに近いです。

 

だから何が言いたいのかと言いますと、
大手で安定とかを優先するのであればそれに応じて失うものもあるということです。
(もちろん人から言われたまま仕事するだけでいいならその方が楽だと言う人もいます)

 

何かを選ぶと言うことはそれと同時にそれ以外の選択肢を捨てることとも言えます。
可能性を削ってしまうのです。

全てをものにするのは不可能です。

 

甲子園目指しながらサッカーで全国目指したりできないのと同じです。

 

だから自分を偽ると言うことに関しては、
そういう会社を自ら選んでしまってると言う考えが頭にないと
ずっと自分を苦しめて辛い思いをする羽目になるかと思います。

 

自由って聞こえはいいけど、必ずしも幸せとは言えない問題

 

さてさてここまでいろんなことを話してきましたが

最後に途中で少し話した自由について。

 

酒井は自由という言葉に対して少しネガティヴです。

というか世間が自由という言葉をもてはやしすぎて、
その裏にある自由の欠点を覆い隠してるのが嫌なんです。

 

なんでこんなことをわざわざいうのかと言いますと、
酒井は自由であるがゆえに精神的に病んだことが何回かあるからです。

例えば起業する前は時間はたくさんあれど、
何もやりたいことがなく退屈でそれはそれでしんどかったです。

で、起業してからは新しい世界にチャレンジして
刺激ばっかりだったから圧倒的に楽しかったです。

 

それと学生時代にある程度稼げるようになりお金も時間も自由に使えて、
さぞ自由で充実した生活を送れるぞ!と思いましたが、
この時はほんと鬱に近い状態になりました。冗談抜きで。

 

この時は何も熱中できることはないし、
自由すぎてやることも自分で色々決めなきゃいけないし
何やってもすぐ飽きるから色々楽しいこと探さないといけないし
ある意味時間潰すのに必死でした。

予定がないとボッーとするしかないし、
でもそれやってると自堕落な自分に嫌気がさして不安になるし
本当に余計なことしか考えないので精神衛生上悪いことしかないです。

 

選択肢がたくさんあるがゆえに何も選べず、
そして何を選んでも満足できず辛い思いをしていました。

こういうこというと贅沢だなときっと思われるのでしょうが、
当の本人は本当に生きるのがしんどいので全然楽しくないです。

 

この時に自由っていう状態を目的にするのって危険だなと思いました。

 

確かに自由は相対的に恵まれた環境ではあるかもしれないですが、
絶対的に豊かか?と言われると全くそうではないです。

 

あとは自由である状態になってもどうせすぐ飽きます。
何か熱中できることはないかと探し始めます。

 

自由であるからこそゆっくり考える時間ができたり休めたり、
やりたかったことに歯止めなく取り組めるとは思うのですが、
自由であることそのものを目的としてしまうと必ずしも幸せにはならないです。

 

自由であることは暇と退屈もくっついてくることになるので、
この強敵とどう立ち向かうかが大事かなと思います。

選択肢が多すぎると決めるのに意外と労力使うので、
実際はルールがあったほうが便利で、他人が指示出してくれたほうが生きやすかったりします。

 

何がいいか悪いかはその場次第ではあるのですが、
私は自由こそ最高に素晴らしい!といいとこだけ切り取るのは違うと思います。

 

だから〇〇に自由を!と聞こえのいいフレーズで
扇動する感じが個人的に今回違和感を感じる大きな要因だったのかなと。

 

というわけで長くなりましたー

そしていろんなことを書きすぎました〜

多分このまま公開するとしっちゃかめっちゃかになってるかと思うので、
一晩寝かせて見直してから出そうかなと思います。

 

ではでは、これから焼肉食ってきます。

 

 

 

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